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フィールドスコープ [撮影機材]

BORG 60EDを使わなくなってしまったので、フィールドスコープに改造してみました。

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使用したのは、防湿庫に眠っていたBORG 60ED望遠レンズセットと

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ステップダウンリング59mm->55mm,55mm->52mm
チューブのこの部分を取り去ると、直接は繋がらなくなりますので、ステップダウンリングを使用します。

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ステップアップリング42mm->43mm,43mm->46mm

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AstroStreet T2ネジ接続 45°正立プリズム

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Vixen 接眼レンズ NPLシリーズ NPL25mm

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60EDと正立プリズムの接続が一番面倒ですが、使用していないBORG側フォーサーズ用マウントと正立プリズム側のT2ネジを無理やりくっつけてしまうことにしました。
正立プリズムは対物側はアイピースの形になっているものが多いのですが、接続には不便なのでT2(42mmネジ)になっているものを使用しました。

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ステップアップリングとステップダウンリングは直接目的の径に合わせられないので2段になっています。
プリズムに42->46mmのリングを付け、46mmの雌ネジにフォーサーズのマウントを接着剤で固定してしまいます。
そのために、マウントの出っ張りを削りました。

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プリズムが63ミリ、フィルターが8ミリの光路がありますので、71ミリ短縮しなければなりません。
そこで60EDのチューブの一部を取り去り、59mm->52mmのステップダウンリングを使用して繋ぎます。
これで、なんとか無限遠が出るでしょう。
正立プリズムのネジの部分は回転するようになっていて、ガタつきも有ったのでゴムのパッキンを作って挟みました。

フィールドスコープの仕様をどうするかですが、
 手持ちでも使用したい。
 星も見るので、瞳径を大きく、明るくしたい。
 視野角も大きく取りたい。
 メガネを使用するのでアイレリーフを大きく取りたい。

こんな仕様に合わせるようにしてみました。
手持ちでも見られるように45度の正立プリズムを使用しました。 本当はまっすぐ見られるのが良かったのですが、プリズムだけで何万もしてしまうので諦めました。
フィールドスコープの倍率は野鳥観察の場合は20~40倍が良いそうですが、手持ちを考慮すると10~20倍あたりが良さそうです。

瞳径は夜だと瞳が7mmくらいまで開くそうなので、それに合わせて7mmくらいにします。
瞳径=対物レンズの有効径÷倍率
なので、60mm/7mm=約8.6倍
なんか倍率が小さいですね。
今使用している双眼鏡の PROMINAR 8×33の瞳径が4.1mmで特に問題を感じないので、そのくらいは良しとしましょう。
瞳径が4.1mmだと15倍くらいです。

次に、アイレリーフですが、今のPROMINAR 8×33が15mmでちょっと短い感じがするので17mm以上欲しいかなという感じです。
それを目処に安いアイピースを探すとVixen NPL25mm が見つかりました。
これで構成すると、
倍率=350mm/25mm=14倍(borgの付属テレコンを使えば約20倍)
瞳径=60mm/14=約4.3mm
アイレリーフは19.5mm
見かけ視界は50度

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出来たのがこれです。
BORG純正のパーツを使ってももちろん出来るのですが、結構な出費になります。
今回のパーツは2箇所からの入手で送料を入れても7700円程度でした。
使用感ですが、かなり明るく解像度も良いです。
PROMINAR 8×33の双眼よりもこの単眼の方がはるかに良く見えます。

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BORGに付属の1.4倍テレコンを入れれば20倍のフィールドスコープになります。

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borgの50mmアクロマート対物レンズも以前に買ってあったので、これを付けてみました。
無限遠が出なくなるのでパーツを1つ減らしました。
これだと随分コンパクトになり、倍率は10倍です。
対物50mmの10倍ですから、随分明るいです、昼間はまぶしいくらい。
このくらい明るければ夜空もよく見えるでしょうね。




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