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月がRRSで撮れない理由 [撮影機材]

PENTAXのK-3IIにはRRS(リアルレゾリューションシステム)と言うものがあり、高解像度の画像が撮れるので綺麗な月を撮ってみようと思っていましたが、どうもうまくいきませんでした。
うまくいかないのはバグのせいなんじゃないかと思っていましたが、PENTAXのRAW現像ソフトであるDCUに動態補正offの機能が付きましたので改めて現像してみて原因がなんとなくわかりました。

_IMG5767rroff.jpg
これはRRSをoffにした時の画像です。(普通の画像)

_IMG5767rron.jpg
RRSをonにするとこんな感じです。
よく見ると部分的に右下に流れているような所があります。

_IMG5767.jpg
RAW現像で動態補正をoffにするとこんな感じになります。
RRSでは4枚の写真を撮って合成するのですが、それが見事にずれてしまっています。
レンズは約600mm、シャッター速度は1/20秒くらいなのでそれほどブレるとは思いませんでしたが、RRSの撮影にはどんなに高速シャッターを切っても4枚で約2秒くらいの時間がかかります。
この間にずれてしまっているんでしょうか。
ずれの量を見てみると1枚目と2枚目で斜めに約4ピクセルずれています。
横方向に換算すると約5.6ピクセルが0.5秒の間にずれていることになります。
月の移動角度やセンサーのピクセル数などからずれの量を計算してみたら、やはりこのくらいのズレが発生するようです。

RRSは残念な事にアストロトレーサーとは併用できませんので、ポータブル赤道儀でも使わないとRRSで月を写せない事になります。
ただ、動態補正onの時はかなりの部分が動態として重ね合わせを自動的にやってくれているようなので、もう少し頑張ればうまくいくんじゃないかとも思えます。
部分的に動態補正をせず、全体の位置合わせだけしてくれればうまくいきそうですね。
カメラ側でできなくても良いので、DCUだけでも対応してくれないかな〜
もっとも位置合わせは1ピクセル単位の仕事なので、その程度の精度で解像度が上がるかどうかは不明ですが。

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